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切り返しこそケースバイケース
前回、
あえて堆肥をかき混ぜないという選択肢があってもいいのではなかろうか?
という記述で締めたわけですが、
今回はそれを細部まで掘り下げてみることにしよう。
まずは、かき混ぜるということを考えてみると

(写真:堆肥だよ、堆肥!)
堆肥の山をかき混ぜるということは、
・中に溜ったガスを外に出し、外の酸素をたくさん含む空気を取り込む。
ということになる。
つまり、
堆肥の山にいる微生物たちに空気をたくさん送り込んで、
活発に好気呼吸をさせるわけです。
嫌気と書いているけど、気体のものが嫌いなわけではないですよ!
好気呼吸をさせることで何を行い、何を避ける?
何を行うというのは、一般的に言う発酵を促進させ、熟させるということにして、
好気呼吸によって、アンモニアガスを発生させないようにするわけですね!
(要は、密封に代謝水発生というシチュエーションで、アンモニア臭が発生?)
ここまで話してこちらのわかった人がいたら嬉しいです。
この話を現実世界に反映させるとするならば、
C/N比の低い家畜糞系の堆肥は切り返しが有効ではないだろうか?
ということに繋がるわけです。
OK?
えっ、
なんでって?
そりゃあ、堆肥山積みの中で代謝水が発生して、
それがアミノ酸と反応して、低分子窒素要素が増えていくわけ。
その環境内で嫌気下の窒素固定が行われたら、
低分子窒素過多な環境が生み出され、
それを放置しておくと…
まぁ、この先は今はいいとして、
そんな環境を畑と混ぜたら、
ぞっとするような環境を瞬時に構成してしまうのです。
今回は切り返しを行う方が良いケースを考えてみましたが、
次回は切り返しが逆に悪影響を与える環境について
話を進めていきたいと思います。
- 続く -
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