- TOP
- 社会はもうすでに終わってると思う
社会はもうすでに終わってると思う
ハイ、
みごとにダーティなタイトルですね!
では本題!
この前、
母校( ? )のあるイベントの懇親会に参加したとき、
中国政府から中国農地の塩害について相談を受けている人から
塩害対策についてを聞かれた。
塩害ってご存知ですか?
ボクも中国に行ったこともありませんし、
農学のボクの一面の座学的な話になってしまいますが、

( 写真はこちらのものを使用させていただきました )
海が近いわけでもないのに、
土の上に塩が溜まって、
栽培できなくなった耕作放棄地である。
原因は
栽培を効率化するために行った地下水のくみ上げ散布だと考えられている。

地下水と一緒にミネラル分( 主に塩化ナトリウム? )を吸い上げ、
それが地表面に堆積し、
植物が育たない環境となる。
なんで、ハテナ?
この現象を保肥力の観点から見ると

塩分が蓄積するとなると、
塩分はNa+でMg2+やCa2+と陽イオン交換しやすい。
と考えられる。
( Na+は養分としてほぼ働かないに等しい )
さらに
塩分は浸透圧を高め、
仮にここに植物が生えた場合、
体内の水が外に出てしまう。
対策を見ると
塩分を薄めるために客土( 他から土を持ってくる )をするそうだ…
その考えに対して、
理学のボクの一面が否定する。
確かに、
客土をすれば塩分濃度は相対的に下がるよ!
保肥力だって上がるから表向きは解決するさ!
でも、
今回の原因を全然把握してないのでは?
( 農学的な考えだな… )
今回は土に保水力がなくて、
地下水のくみ上げ散布を繰り返したんでしょ!
塩害よりも保水力のなさに焦点をあてなきゃ!
客土だけじゃ、
平地ならばエロージョンが起こりまくるぜ!
この手の問題の起こる場所として、
化肥と重機の利用による効率化が挙げられ、
それによるヘビーローテーション生産が原因だと言われている。
従来の栽培法を採らない理由として
・堆肥は重くて、機械化もされてない。
・堆肥を入れたら、収量計算がしにくくなる。
・堆肥を土と混ぜたら、土壌粒子が粗くなって、機械化のメリットが減る( 細かい話はカット )
・散布しやすい家畜糞に頼ると、農薬に頼りたくなる。
どちらにしても、
もうすでにダメになった土地ならば、
機械化をあきらめて、
保肥力と耐エロージョンを高めようよ!
さて、
我々に何が出来ようか?
- 続く -
最新記事
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL


