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私の中での情報化農業のあり方

 

昨日、

京丹後での最後の大仕事

農家さんらの前で

今までの研究調査の報告会をした。

 

発表テーマは

作物と微生物連携による難分解性有機物の破壊分解論

( 報告なのに自身で構築した理論を発表しちゃった!)

 

 

ここで記載しようにも

内容が密過ぎて、

 

ブログではアップできないな…

 

 

 

代わりと言ってはなんですが、


私の仕事の一部を

この場で公開しよう!

( 希望があれば、どこかで話をしましょう )


 

これから記載することは

正確に分析したわけではなく、

 

あくまでも

現時点での私の思考レベルでイメージした

分子の動きから組み立てた話

 

参考にできるならしてください。

 

 


 

栽培に用いられる有機資材の特徴とその効果について

堆肥だよ、堆肥!

まずは米ぬか

 

ダイヤモンド窃盗団より

 

写真ではいきなり菌糸が生えまくってますが、

 

米ぬかとはずばり

エネルギー( ATP )の塊

NPKにようこそ!


微生物はこのATPを利用して他の資材の分解を開始する

ということが考えられるため、

 

米ぬか自体でまくのではなく、

何かと混ぜると効果を発揮する。

 

 


 

草質系( スタック )

 

ある圃場の崩壊

 

刈り草

その名のとおり、

刈り取った草

 

つまりは

草の死骸というもの

 

草が必要とする成分がそろっている

と考えられる。

 

さらには

草の大半が繊維質であるため、

そのまま土と混ぜれば保水性が向上し、

分解すれば、糖質を得ることができる。

ミカタでも、時には悪魔に変わる

水に対して貪欲な彼ら

 

保水性が向上するということは

微生物にとっても良い環境であることが多いため、

菌床としての効果も望める。

資源は自分の土地で生み出すもの

腐るということ

 


 

木質系( チップ )

 

リグナーゼの確保!

 

一般的に

チップはC/N比が高すぎて、

施した養分がチップの分解に使われ、

作物が育たなくなる

と考えられている。

C/N比が高いほど、土はよくなるんじゃねえの?

 

しかし、

チップは刈草に対して

単位体積あたり2倍のエネルギー( ATP )を持つ。

 

さらに

チップを好む微生物として、

木材腐朽菌( 俗称 )という微生物がいるらしいが、

 

こいつらの持つ能力が…

 

って、

これはシークレットだ!

C/N比が高いと良いという仮説


 

絞り粕系( 豆粕 )

 

組織ぐるみの循環型農業!

 

豆を絞るということは

豆の内容物を出し、

外枠だけ残ったものということになる。

 

外枠は何だろう?

と挙げてみると

 

種皮、細胞壁と細胞膜

 

細分化すると

リグニン質( 種皮 )、繊維質、脂肪酸( 特にリン脂質 )と膜タンパク

( 脂肪酸と膜タンパクに関しての説明は割愛 )

NPKにようこそ!

 

エネルギー系と菌床系の特徴が

ちょうど半々に分かれた!

っていう感じですね。

 

イメージとしては

絞り粕は木質と草質の間

ただし、内容物のミネラルは少ない

っていうところかな?

 


 

家畜糞系

 

アンモニア争奪戦

 

家畜糞とはすなわち、

カロリーやミネラル分が抜き取られた粕

 

成分的には

低分子を好む光合成器官をもつ生物( 植物と葉緑体を持つ微生物 )の必要なものが詰まっているが、

 

生物が何か生理現象を起こすためのエネルギーはないと考えられる。

 

土壌環境を向上させる成分があるとは思えないので、

積極的に草を茂らせたい場合に利用できる。

アンモニアの使い道

 

牛に続け!

 

 


 

キチン質系( 節足動物の殻 )

 

 

節足動物( 昆虫やカニ )の殻

 

成分はキチン質で構成されており、

土壌微生物の細胞壁の成分でもある。

 

つまりは、

微生物が増殖するときに必要な成分がそろっている

ということが言える。

 

分解時のエネルギーである米ぬかとセットで混ぜると

他の資材を効率的に分解できるようになる。

 

 

動物の死骸なので、

個体を形成するためにミネラル分も含んでいる。

 


 

おまけ

木質加工系( 炭 )

 

炭化燃料と土壌の関係

 

これは大量に廃棄されることなんてないしな…

 

 

炭には細かい穴( 孔 )がたくさんある。

( これを多孔質と呼ぶ )

 

ここに微生物が住み着いて、

有機物の分解を早めるといわれている。

( 熱帯魚のフィルタとしても利用されている )

 

 



こうやって、

資材を数字ではなくイメージにしておけば、

資材に対して取っ付き易くなるでしょう?

 

( 数字で表現するのがひとつの情報ならば )

イメージというのもひとつの情報!

 


自身の感覚を表現し

他者と感覚を共有することが

俺の情報化農業!

 

 

これからも

日本情報化農業研究所

よろしくお願いします。

 

 

そして、

残りの仕事は

25日の最終出荷のみだ!

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コメント

  • 三輪山の麓発表会、ご苦労様でした
    たいへん参考になりました
    特に枯れ草の利用についての要素の動きが私の中にイメージできて良かったです
    木のチップについては利用できる環境は今のところないですが考え方のベースをいただいたので応用することが出来そうです
    まだまだ説明会くらいでは足りませんが貴重なお話、ありがとうございました
    齋藤さんの今後の活躍も期待しております!
    2008年12月19日 11:21
  • 発表、お疲れ様でした。

    自分の理論、考えをもち、

    それを相手に伝えることができる。

    すばらしいものですね。

    最後のお仕事も、きっちりと。
    2008年12月19日 21:52
  • 涙の大阪人なんとなくよくわかりました。
    行っちゃうのか。寂しくなるね。
    つよぽんのこと忘れないよぉ~
    たぶん・・・

    2008年12月19日 22:25
  • たちぎき初めてのコメントになります。

    以前、貴方とお話をしたとき、
    貴方の考えというのは
    そこらにあるような本の内容とは大幅にかけ離れているように感じられました。

    今回の破壊分解論というものも
    既存の情報にはないような話なのだろうと思います。

    いずれ、ご教授の機会があればと願っています。
    2008年12月19日 23:53
  • 齋藤 毅>三輪山の麓さん

    "C/N比や窒素分という農業の固定概念を打破した発表だった!"
    という文章が抜けてますよ!


    私は、
    今回の発表が、

    "慣行農法から無農薬に転向するための基礎理論になる!"
    と自負しています。


    みなさんも納得してくれましたし!


    >拓さん

    やはり私は理論家になりたいみたいです。

    "皆さんがすっと納得できる理論"、
    "美しく動き出す理論"
    っていうものを生み出していきたい。


    >なんとなくよくわかりました

    わかっても、使い道はあるんですか?


    >たちぎき様

    私はいつもこう思っています。

    既存の常識が真に正しいのであるならば、
    世の中からすべての問題はなくなっている。


    常識に欠点があるから、
    そこに問題がある。


    様々な人達が
    既存の固定概念で虫から作物を守ろうとする。

    しかし、
    虫が寄りつかなくなるなんてことにはならない。

    これはきっと、
    "対策を行うための基礎となる考え方が根本的に間違っている!"
    と思う訳なんです。

    >ご教授の機会があればと願っています。

    いずれ、
    そのような機会があったときに!
    2008年12月20日 19:03

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