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農の生化学

 
土は食えんよ~追求編~
2010年03月09日

土は食えんよ、いや、食えるかもよ

 

前回、土は有機物だ!という締めで終わらせたならば、

ダイコンの根の周りの土が減っていくことの理由は考えられるはず。

 

えぇ、

順を追って説明するならば、

 

1.根の周りにいる菌たちが健気に土を分解する

緑肥について考えてみた ~それだったら植物だって吸収できないだろ編~

 

2.有機物の低分子化により、土の密度が上がる

最後はすべて黒になる

 

(写真:土だって呼吸する)

 

3.有機物分解時に物質の二酸化炭素への変換

土だって呼吸する

 

2+3より、

密度が上がりつつ、土の体積が下がるならば、

そこには空間が生まれるわけで、

 

根の肥大で土を押せるのですね。

 

それを人の目線で判断すると

 

あっ、土がなくなってるよ!

もしかして植物は土を食えるの?

 

なんて感じるのかもしれません…

 

次回は別視点から -続く-

 

 

追記

土が硬いと、良い作物は育ちませんぜ!

俗にいう良い土とは?

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祝!なんかからの卒業
2010年02月24日

昨晩、こんなメールが届きました。

そのメールの内容が嬉しいものだったで一部抜粋

 

/** メールの内容 **/

そうそう、齋藤さんの”生ごみ処理エリア”の
おかげで、”EMぼかし”から卒業できました。

今は、ヌカと米のとぎ汁でお試し中というところです。

/** メールの内容 **/

(注. 齋藤さんは私のことです)

 


 

かの偉人、桜井の西前厳一が以前にこう書いた。

 

/** 発酵を制するための基本事項より抜粋 **/

市販の農業資材で、

 

これさえ入れれば超オッケー!

サイコーでスーパーナイスな作物ができますよ!

 

みたいな触れ込みで、よく分からない資材が大手を振ってまかり通っているのをよく見聞きします。

 

発酵菌についてもまたしかり。

 

 

昨日書いた理由で、

当然何も菌を入れないよりは入れた方が様々な分解・合成反応が促進されて結果はよくなるでしょう。

 

でも、市販菌とその辺にいる菌と何が違うのだろう?

 

 

仮に市販菌中にその辺の環境中には少ない特別な菌がいたとする。

この菌を昨日のように培養したり、あるいはそのまま畑にばら撒いたりしたとする。

 

その辺の環境に少ない菌が果たして優占するかな?

 

/** 発酵を制するための基本事項より抜粋 **/

 


 

正しい知識を持つことも大事だけど、

自分で考えられる力を持つことが出来れば、

 

いくらでもお金を削減しながら、

より高度な栽培を展開できるわけで、

 

”EMぼかし”から卒業できました。

というメッセージは嬉しかったりするのであります。

(EM→市販の菌)

 

 

ちなみに、こちらの生ごみエリアの今の様子は

 

 

誰かが冬場にでっかい枝を入れまくるものだから、

カオス状態になりました。

 

 

ダメですね、

助言した方がおかしなことになってちゃ…

 

 

追記

栽培の環境から離れて結構経つのに、

現役で有用微生物を投入する農法とか言っていきがってる人が

机上の推測ごときに負けちゃダメだよ~

 

それって時間とお金の無駄じゃない?

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物質と微生物のクロストーキング
2010年02月14日

酸性化を回避するの続き

 

話をかなりすっ飛ばしますが、

pHは常に修正されながら緩衝性を得て補正する

という風に締めた記事に対して、

 

セレクトファームの西前よりこのようなコメントをいただきました。

/** コメントここから **/

なるほどね。 

これが正しければpHが低いほど窒素固定が促進されることになるのか。
あとは電子供与体の形成過程で何が起こってるかってことに依るんじゃないですかね?

/** コメントここまで **/

 

ポイントは

pHが低いほど窒素固定されるんじゃないの?

という意見

 

ここに対しては、

肯定否定(どちらかというと肯定)は特にないのですが、


pHが低いほどというコメントを見て、懸念事項があります。

 

それは、

堆肥内での養分の溶脱について

酸性雨の恐怖は頭がハゲることではないんだぜ!

 

 

って、

溶脱して、みすみす重要な成分を下方に流すほど、

生態系という集合はアホじゃないよな?

 

というわけで、

こんな関係性を考えてみました!

 

 

って…、

書いてて思ったけど、嫌気状態にならなければ

この系は動き出さないんですよね…

 

 

やっぱり、一度は強酸性環境になるのかな?

 

 

まぁ…、

うまくいってれば、

それに越したことはないんですけれどもね!

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酸性化を回避する
2010年02月13日

朝、布団の中でふと思ったので書くことにする。

 

 

早速、ニトロゲナーゼの反応式ですが、

N2 + 8H+ + 8e- + 16ATP -> 2NH3 + H2 + 16ADP + 16Pi

なんですが、

 

 

ニトロゲナーゼが活性を示す度に

周囲にある窒素ガスの手が二本伸び、

それがプロトン(H+)の受容体となる。

 

CNという数字から派生する美しい世界

この話と合わせると、

pHは常に修正されながら緩衝性を得て補正する

ってことにならね?

(今回のポイントは、いつもの文章に修正されながらというものが追加されました)

 

 

朝からちょっと感動気味だけど、

これってATPからADPになる過程で周囲が酸性化しないという話で成り立つよね?

 

そこんとこどうなの?

 

 

この私の感動を汲みとってくれる人がいるはずなので、

この話に共感した(または反論ありの)人はなんかコメントか意見を頂戴!

 

 

追記

今回の化学反応式の生態系適応は自分の中で結構大発見の部類に入る。

 

この話が応用できるなら、

肥料と農薬の経費を大幅に削減できるようになるはずです。

(まぁ、実際に削減してるけど→奇跡のキャベツ)

 

超が付くほどのシンプルさで、結構真実に近づいたんじゃね?

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菌床と土と植物と…
2010年02月12日

菌床と土

 

さてさて、

前回、キノコの菌床を土に混ぜたらどうだい?

という話だったかな…

 

では、

このキノコの菌床を土と混ぜたら何がいいのか?

 

過去記事を引っ張り出して、順に見ていこう!

 

まず始めに、

キノコは難分解性のリグニン質を分解する。

好きだったら、不可能だろうと突き進めよ!

 

リグニンは分解しにくいけど、

たくさんのエネルギー(カロリー)を保持しているわけで、

 

キノコが分解に勤しんでいるということは、

これからカロリー放出が起こっちゃうかも!

というわけだ!

 


 

そもそもね、

このような難分解性有機物を分解できる菌が住み着いている資材と言うことは、

この資材の中に難分解性のものと糖分があれば、

今まで肥料にはならないと思えていたものが、

案外肥料になっちゃうかもしれない!

私の中での情報化農業のあり方

 

たとえば、割り箸とか?

(ただし、割り箸の表面には何らかの加工があるらしいので、水にしばらく浸けておいた方がいいと思いますが)

 

ここまでOK?

 


 

なめこはどうだか知らないけど、

キノコって植物の根に根付いて、共生関係を築く種が結構いるよね?

 

難分解性有機物からエネルギーを取り出すのは俺ら(キノコ)に任せて、

もっと、良質の成分を分けておくれよ!的な?

植物は根で握手するの…?

 

 

まぁ、

この資材をフル活性させるためには、

いろいろやることがあるんだけど、

 

それは自分で考えれば?

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菌床と土
2010年02月11日

 

なめこの菌床(なめこが生えてくる物体)があった。

その菌床からはもうなめこは生えないらしい(あくまで推測)

 

その菌床をどうするの?と訪ねたら、

生ごみとして捨てるのという返答。

 

 

おいおい、

せっかく近くに家庭菜園ができる小さなスペースだから、

そこの土と混ぜればいいじゃない!

と伝える。

 

それに対する返答は

これを土に混ぜていいのかい?

というものだから、

 

資材の中では良質です。

と伝えました。

 


 

さて、この件に関して、詳しく考えていきましょう!

 

その前に、前提としてこれだけは把握しておいて欲しい。

土は腐ってます!

ということ。

 

 

きなこキノコである。

これは当たり前である。

 

キノコである。

これはちょっとイメージがつきにくいけど、このブログで何度も取り上げました。

キノコの住処の創造

 

菌は人の食べるものを腐らせるというイメージがある(らしい)。

 

つまり、

腐らせるものを土の中にいれて良いものか?

(捨てられないと判断したのは、もっと前の過程かもしれない)

 

 

しかし、土は腐っている!

 

腐ることが本質ならば、

腐らせるものを投入すること事態、何ら問題ないわけで、

腐らせるものを投入することによって、本質と融合するならば、

それは有用であると言えるわけで、

 

きなこの菌床を土に混ぜることは、

土の本質を追求する活動であると言えないだろうか?

 

 

 

なんて堅苦しいことをつらつらと書きましたが、

 

要は、

菌床を土と混ぜれば良いんじゃない?

ということを言いたかっただけ

 

 

次回

土に菌床を混ぜたら、どんな効果が考えられるか?の巻

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中にはあまり効果のないものだってある
2010年02月10日

使用後の乾燥剤は土に混ぜてあげましょう

今度は脱酸素剤だ!

 

(私の中で)話題の食品に入っている乾燥剤を、他の用途に使ってみようシリーズ第三弾!

 

今回は

 

 

 

フロイント産業食品品質保持剤シリカエタノールだ!

 

 

早速、google先生に聞いてみると、

シリカエタノールシリカゲルエタノールを加えたもの

だと教えてくれた。

 

さらに、

封を開けると、エタノールは揮発して、単純なシリカゲルになるらしい。

 

 

果たして、

シリカエタノールは肥料と成り得るのか?

 


 

早速ね、

シリカゲルをね、

調べてみるとね!

シリカゲル - Wikipedia -

 

ふむふむ、

組成式はSiO2・nH2Oか!

 

シリカゲル二酸化ケイ素なのね!

 

ケイ素って言ったらさ、

先駆者の資質でも書いたけど、

土を構成する最も多い成分なんだよね!

 

だから、

肥料目的で土に施したとしても、

土の鉱物比率が上がるだけかぁ…

 

 

だけど、

乾燥剤としてのシリカゲルは多孔質がウリなので、

 

その多孔質が土に混ざったとすると、

土壌微生物の菌床になるんじゃないの?

なんて思ってしまうわけです。

私の中での情報化農業のあり方

 


 

なんか、

無理やり土に対して良い効果を探したけど、

 

そもそも、

乾燥剤として大活躍したわけだから、

それだけでも十分な価値はあるんです!

 

 

関連記事

冷静と鉱物の間

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CNという数字から派生する美しい世界
2010年02月09日

切り返しについて考えてみるプレリュード

切り返しこそケースバイケース

 

~あらすじ~

あえて堆肥をかき混ぜないという選択肢があってもいいのではなかろうか?

 

前回は、堆肥をかき混ぜることが有効だというシチュエーションを考えてみたが、

今回は、堆肥の山をあえてそのままにするケースについて考えてみることにする。

 

 

前回、C/N比を視点に、数字が低いものの時は切り返しが必要だという結論になったが、

 

 

その逆ならば、

切り返しはマイナスの影響がでるんじゃなの?

という考えが発生するのは当然の流れだと思います。

C/N比が高いほど、土は良くなるんじゃねえの?

 


 

前回の話を振り返ると

 

堆肥の山の中の微生物らが発生させる代謝水に反応した有機物が低分子化して、

それを含んだ堆肥の山を土と混ぜるから悪影響を及ぼす。

 

だけど、

C/N比が高いと言われる難分解性有機物の山をそのまま放置しておいたらどうなるか?

 

(写真:私の中での情報化農業のあり方)

 

 

堆肥内で発生する代謝水と反応する窒素系の要素が少いわけで、

低分子の窒素成分が急激に増えることはありえない。

 

そんな環境の中で、山積みにしている堆肥の中が嫌気になっていくことで…

 

 

これ以上の説明はいらないと思います。

 

 

つまり、

難分解性有機物の山積みの場合は、

切り返すことによって、嫌気状態に近づいたところから、好気状態に逆戻りになり、

堆肥内の窒素固定の速度が低下し…

 

 

えぇ、

窒素要素は体を構成する成分以外にも、

有機物の分解の要でもあって、

そのスピードが遅くなるのは致命的だと言える。

NPKにようこそ!

 

 

まぁ、この話には重要な前提があるけど、

それはこの場では書かないことにする…

 

 

でもさ、

前にこんな文章を書いたけど → バチルスキル

この話は、今回の話とバッティングするよね!

 

まぁ、空気が入るにしても、入らないにしても、

どちらでも窒素固定が起こるわけだから、

 

今回の資材を積極的に使っていくのは、

良い事がたくさんありそうだね!

 

 

というより、

家畜糞ベースで栽培してるのって、

なんかいろいろ面倒でバカバカしくなってこない?

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