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2007年8月

 
輝ける未来に向けて
2007年08月31日
ボクの師の畑の隣に
ほぼ開拓地バリの勢いの土地がある。

そこは放置されたままである。

そこで栽培したければ
何かしらの手をうてば良いのになぁ
と常々思うが…

そんな放置された土地が今大変なことになっている。

P1090798.jpg

そう、ほぼ単一の種類に埋め尽くされている。

この植物はキク科のセンダングサという( 実際はアメリカセンダングサ )
センダングサ属


P1090799.jpg

P1090801.jpg

P1090804.jpg

P1090808.jpg

写真からわかるかは知りませんが
リアルで見ると
本当に気色が悪いほど、ほぼ単一の群生を示している。

ここまで単一であるっていうことは
ここの土に異変が起きているに違いない
と農家さんたちと話していた。

そこでいつものごとく
地人書館新訂図解植物観察事典で調べてみると
アメリカセンダングサは開拓植物にあたり

劣悪環境に一気に繁茂し
環境が良くなったとき、自滅して消滅するという特徴を持つらしい

これを嫌地という
( 素人園芸解説の用語解説ア行を見よ )

ということは
隣の畑は劣悪環境なのか!

いや、
土が良くなり、
さらに嫌地を生じさせるということは

このセンダングサの扱いしだいで
来年、めちゃくちゃ土が良くなるのではなかろうか?

わんわん物語 第三章





ボクならこうする

センダングサは9月に花が咲き始めます。
はじめにボカシ肥をまく
続いて、花部に栄養がいかれる前に刈り取り、土の上に敷く。
しばらく放置して、トラクターですき込む
そこに緑肥を蒔きます。

陽気なクリマーは畑を燃やす
ボクの師はベッチャー

種類は何が良いかな?
冬型のマメ科かイネ科のどちらか
それともどっちも?

このような処理をする理由は秘密です!



来年から農業を始める人たちへ
これから準備をしていこう!

来年を良い一年にするために…

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わんわん物語 第三章
2007年08月30日
草むしりをしていると
えらくむかつく植物がある。

このことをボクの師に伝えると
“嫌な草なんてない、
土が良くなったら気にならなくなる”
という。

これは正論だ!

確かに土が良くなると
どんなに強い根の植物もさくさく抜けるようになる。
( ストレス解消にお勧めできるほど )

しかし、それでも現時点でかなりむかつく植物ってあるんだよ。

それがこいつ!

P1090753.jpg

って、この写真はよくわかんねえ

P1090757.jpg

こいつはタデ科のイヌタデだという。
イヌタデ

皮肉なことに花を咲かせやがって…

P1090754.jpg

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イヌタデは花がピンク
こいつは花がピンクになりきれていないから、
イヌタデの親戚かもしれない。



今回はとりあえず、イヌタデだと仮定して話を進める。

嫌なやつだって、良いところがあることは世の常

イヌタデは
・根が強く、抜きづらい
・茎を切ると、何かねばねばしたものが出てきて気持ち悪い

というかなりむかつく特性がある。

小さい頃に抜き取れば可愛いものだが
大きくなったときには、もう抜けない。

そのとき、むかつき具合は最高潮に達する

でも、たまには
ピュアな目線で調べなおしてみないといけません。

そこで
いつものごとく、地人書館新訂図解植物観察事典を見てみた。

するとそこには…

窒素の多く含まれているところによく生えている
このため、窒素指標植物に指定されている


って、アレか!

こいつが群生しているところは
窒素が多いぞ!
気をつけろ!

ということなのか!

つうことは
ある程度生やして
刈り取った後、刈り草をどこかにやると
土壌中の窒素のバランスがよくなるのか?


やれやれ
もうこいつをむかつくやつだ!
ということはできないな!




わんわん物語
わんわん物語 第二章
環境保護団体つくしっこ( 酸性指標植物について )

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子孫を残すためにできることは
2007年08月29日
P1090774.jpg

健気だ!

( たぶん )マクワウリが第三葉展開で花を咲かせている…


これはたぶん
時期はずれに発芽してしまい、
急いで開花したんだな!


マクワウリの生理条件
・28~30℃で発芽
・夏至付近の夜の短さを経験すると開花( 長日条件 )
・水が豊富だった( たまたま雨がたくさん降った )

花卉の開花時期制御遺伝子の利用( PDF )

あぁ、そうか!

最近、ここを耕運して
深く眠っていた前作のマクワウリ種子を
掘り起こしてしまったのか!

そして、この季節に、この降水量


植物というのは
移動できない分、環境の変化に柔軟に対応できる

でも、これは柔軟に対応しすぎでしょう!

しっかりと成長せずに開花してしまうなんて…


本来ならば
30cm以上伸びてからなのに…( 詳しく調べていない )

100_FUJI-DSCF0709_DSCF0709.jpg

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太陽に惑わされた愚かな生き物のお話
2007年08月28日
つる性植物にも種類がある。

それは自らが何かに巻き付くタイプ
常に手を伸ばし、その手が何かをつかんだら、メインの茎を引っ張るタイプ

前者はインゲンアサガオであり
後者はエンドウキュウリである。
ひとりで握手をする虚しさ
大切な…、大切な貴女とのお約束

今回は祇園豆( つるインゲン )の成長について
いくつか写真を載せたいと思います。

そのまえに
祇園豆とはなんぞや?と思った人、いるでしょ?
ボクもよくしらない。

ただ、
祇園祭前後が蒔きどきだということしか知らない!


P1090740.jpg

あぁ、これは見ての通り
つる性の植物だ。

見て、理解してもらえると思うが
自らがネットに巻き付いているだろう

しかし、気になる点が一点ほどある。

P1090739.jpg

P1090741.jpg

そう
なぜ、伸長方向が急転換したのか?

地人書館新訂図解植物観察事典によると
インゲンは太陽の向きよって成長の向きを変えるらしい。

って、他の植物と同じじゃん!
立て、立つんだ菜ぁー!

いやいや、同じじゃねえよ。

太陽と逆向きに伸長するらしい。

つまり今回の写真では

P10907401.jpg

矢印の向きに伸長しているならば、太陽の向きはで示したところになり

P10907402.jpg

この写真も上と同様である。


って、
太陽は一日に西から東に移動するから
太陽の位置が朝と夕方で一度間逆になるんだよな…?

祇園豆は一日かけて
ネットのマス二つ分以上も伸長するんかい!
( マスの一辺は何cmだったっけ? )

本当かよ?




まぁ、これも賢い成長方法なんでしょう!

太陽の向きと逆向きに伸張し
次の太陽ガンガンのときに、ベストな配置を組む。

つる性で自らを完全固定しちゃったら
方向転換できないしな!





補足
インゲンはオーキシンに対する感受反応が逆

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ツヨシの壺
2007年08月27日
何だこれ?
と思うようなものって時々ある。

それはどこに行っても同じ事だと思う。

そう、
それはボクの目の前にあった。

P1090564.jpg

ボクはこれをなんだか理解できない。

ただ、目の前に壺っぽい形のものがあるだけ。

これはもしかしたら、何かの巣かもしれない
これはもしかしたら、何かの繭かもしれない
これはもしかしたら、本当に壺かもしれない


わからないものには
仮に名前をつけて話を始めるのは常識である

だからボクは
この物体に
ツヨシの壺と名づけることにする。

この壺の中身が気になったので
ハサミで切断したとき
ギャン!という擬音だった気がする。

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植物のミカタ2
2007年08月26日
P1090691.jpg

秋冬作の準備中

何とか先日の大雨にも耐えて
土壌に資材を投入だ!

そんな中
去年の冬作の種子が発芽していた。

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P1090694.jpg

こいつが何者だかわからない。

しかし、こいつを見てわかることもある。

それは
・成長が早いということ
・比較的に虫に食われやすいということ


そう、こいつはアブラナ科だ!
( 間違えている可能性もあります )

なぜなら、アブラナ科作物の双葉はハート型が二枚になっていることが多い。
brassica集団現る

結局何が言いたいかというと
たくさんの種類の植物を見て
科の特徴をつかめば
新たな種を発見したとき、
なんらかの判断を下せるようになっているはず…



植物の見方を増やせば
土の上で起こっていることの
理解や感じ方が増えていくでしょう!


植物のミカタ




補足
分類学者のリンネさんはすごい人で
世界中に存在する生物らをまとめる法則をつくりだした。

その概念が、今でも通用するんだもんな!
すげえよ!

カール・フォン・リンネ
生物の分類

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ミカタでも、時には悪魔に変わる
2007年08月25日
つい先日、念願の雨が降った。
しかし、大雨過ぎた。

そこで心配するのが
土壌流出 erosion

まぁ、雨で土が流されるという現象ですよ。

よく、トラクターなどで耕運された畑で起こりやすいんですよね。
なんせ、土が露出していますからね!

って、
ボクの師の土地は大丈夫なのか?

P10906411.jpg

って、ちゃんと草が流されずに生えてるじゃん!
土が流された形跡もないし…( ①の部分 )





そういえば…

学生の頃
気象の先生が
細胞壁の主成分である
セルロースが、土の中に入り分解されると

セルロース残骸が土の中でネットのように振舞う

と言っていたことを思い出した。

セルロースが土の保水性を高め
土の中での水の流れを弱める性質がある
と…

あぁ、そうか!
収穫後の作物残渣と刈り取った草を
そのまま土の中に入れたんだった。

だから、大雨でも無事だったんだ!






補足
②の部分は残渣量が少ないところ
表面が削れてますね!

補足2
ボクの師の畑の一部にほぼ開墾したてのような畑がある
そこは( 足場が )悲惨だった。
悲惨すぎて、写真はなし!

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さまざまなハイポコチル
2007年08月24日
今年知り合った人から
2種類の種子を頂いた。
( 注. ボクの師宛 )

その中のひとつに
ブライトライトチャードという作物の種子があった。

頂いたからには
蒔くしかないでしょ!



数日後…

発芽した。

P1090674.jpg

P1090672.jpg

P1090669.jpg

あれ?
胚軸の色が違う!

同じ種類なのにね…

これからどんな風に成長していくか
楽しみです!




補足
胚軸とは、大雑把に言うと
根と双葉の間にある茎みたいな軸のこと

あぁ、hypocotyl( ハイポコチル )なんて呼んでいたなぁ!

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