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2008年2月

 
今年も始まる欲望から生れし者たちの闘い
2008年02月29日
雪解け水が聞こえる。

もうすぐ春なのですね…

やっと、冬も終わり、
命が躍動する春なのですね…


って、おい!
そんなことを言ってる場合じゃねえよ!


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おいおい、なんか来てたよ!

昨日、畑に獣が入ってたよ…

雪しかない畑の何が楽しいんだよ?


また、こいつらとの闘いが始まるんだな…

武器は何にする?

拳銃なんて持てないから、ロケット花火か?

ロケット花火って確定申告の時に経費として落ちんのかよ?


そんなことを気にするよりも
人の生活によって不自然に増えてしまった獣たちを
我々のような山と里の間で生活を営んでいる人たちが
決着をつけなければいけない!



今年もまた
栽培家とシカたちとの闘いが始まるんですね…
獣害対策支部設置
丹後なめんな
これは訴え

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魂の民
2008年02月28日
P2270004.jpg

これは米ぬかを入れていた袋

米ぬかがいくら粉で軽いといっても、
集まれば重い。
( 米ぬかは周りに散らばっている粉 )

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その証拠に
袋に張り付いているシダが
押し花っぽくなっている。

シダがつぶれているということは
今写っている側が今まで下だったということがわかる。

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すごいのはアレだ!

シダの周りに
茶色いコロニーが形成された微生物群がいるということ
( コロニー=微生物が集団化すると目に見えるようになる )

これからわかるように
菌はどこにでもいるんだよ!

抗菌、除菌で無菌を目指そうとしても無駄だということを痛感するわ…


こういう、一生懸命生きようとしているこいつらに
魂民と名付けたい!
( 名前に関しては深く考えないこと!)

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春に移り行く情勢
2008年02月27日
自然を扱っているブログを見ると、ちらほらと新芽の話が出てきた。


そうだよな、
寒い日々を過ごし、少しづつ暖かくなってきたから
そろそろ新芽が目立つころだよなぁ~


P2270002.jpg

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いつもの如く
大家さんのところにある木を撮影!
共通の宝物

見ての通り
そろそろ新芽が目立ってきた!


落葉樹は
ある程度、寒さを感じ
その後、ある温度以上の暖かさを感じると
新芽らは、成長を始める。


植物は
寒さによって冬を感じ、暖かさによって春の訪れを感じている
と考えられている。

この生理現象は
新芽だけでなく、春に発芽する種子や春に抽台するロゼット葉でも同様のことがいえる。
( 春を感じ、開花するのは春化という )
春はまだだぜ、せっかちさんよ!


つうことは
この生理現象を利用すれば、
生態系ではありえない時期に種子発芽ができ
ありえない時期に出荷できる
ようになるよな!


夏のくそ暑い時期に
初春( と晩秋 )に発芽する種子を発芽させようと思ったら、

冷蔵庫に種子を入れたらよい!


冷蔵庫の中は4℃設定になっているはずで
冬の寒さに近いものがある。

その後、
涼しめの場所で発芽させ、
夏のくそ暑い時期に一気に成長させ、収獲する。


最初の処理( 冷蔵庫 )を俗に低温処理って呼ぶんです。
種子保管計画

補足
種子発芽は
高温すぎると障害を起こして、発芽しないものがあります

あまり暑すぎる場所での発芽は避けましょう!

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資材の作り出した現実
2008年02月26日
資材シリーズ第二弾!
資材の示す未来

お世話になっている農家さんの一人に
ロックウールを利用した水耕栽培を主とした生産者がいる。

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ロックウール?
水耕栽培?


って、思うかもしれません…

これから、順を追って話を進めていきたいと思います。


ロックウールの前に
水耕栽培について話を進めます。

水耕栽培とは、
その名の通り、水で栽培する方法

おもな特徴として
土を使わないで栽培をする。

土を使わないで、なんか利点でもあるの?
と思った人もいるでしょう?


土は不確定要素が多すぎる
連作障害 ~要素編~
連作障害 ~線虫編~

土質によって、同じ量の成分を与えても効果が異なってくるし、
どんな土壌微生物がいるかもわからない。


言ってみれば
土での栽培は、
職人的感を要求されるといっても過言ではない

土を使わず、水をメインに考えて栽培できれば
どのくらい養分を使おうかと定量的に考えることができるようになり
土壌による肥料の効き方の違いを考えなくてもよくなる


言ってみれば
植物相手にマニュアルのようなものを作ることができるようになる
水耕栽培とは?


つづいて、
ロックウールに話を進めたいと思う。


ロックウールとは
輝緑岩や玄武岩、あるいは鉄鋼石から鉄を取り除いたスラグを、コークスや石灰石と混合して1600度の高熱で溶解し、その後、回転シリンダーにかけ、綿あめ状に繊維化して圧縮熱処理したもの

と、ようは土ではないもの、しかし植物の根がしっかりと張ってくれるというナイスなアイテムである。


水耕栽培は土を使わない。

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だからといって、
上の絵みたいに、宙ぶらりの栽培だったら管理が大変だろ?

だから、
土ではなく、しかし、土のようにふるまうロックウールを使う。
ロックウール栽培とは?

まぁ、
プラントやクローン培養のさきがけみたいな技術だよな!
パソナオーツー

補足
水耕栽培は路地ではやんないよ!

ハーバーとボッシュの残したもの
海底に眠るもの

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資材の示す未来
2008年02月25日
昨日、このブログの読者がボクのいる事務所を訪ねて来た。

P2240017.jpg
( 本人がブログに載ることを希望したため?、目隠し等の加工は行いません )

彼は、農業の堆肥メーカーで
自社製品を試すための圃場に勤務している駐在さん!

言ってみれば、
ボクと同じ立場の人( 駐在 )である。
( しかも、同い年 )
株式会社ヨードクリーン
そのきやファーム


今日は遊びに来たついでに
自社製品の少しを見せてもらった。


読者が訪ねてくるってめちゃくちゃうれしいので
彼の会社の製品を紹介しちゃいます!


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これはバーク堆肥と呼ばれるもの。

バーク堆肥とは
広葉樹や針葉樹の樹皮に家畜糞等の窒素源を加え、長期間ねかせて発酵させた堆肥
のことを指す。


今回、見せてもらったものは
街路樹や寺等にある木の剪定かすを
会社で処理し、屋根の下でねかす。
完成後は野ざらしで放置したものらしい。



バークは木の樹皮が原料になっている。


この資材を投入した未来をはっきりと断言はできないが

自然界にあてはめて考えると
樹皮が普通に落ちている環境は森や山のような場所


誰も養分を与えない
でも、立派な樹が育つ環境

それが森や山の土



つうことは
バークを投入すれば、
いずれは山土のような養分低投入型の土になっていく
のだろうか…?

これから、
( サンプルとして )頂いた資材がどうなっていくのか?

バイオマスに興味があるボクにとって
これからどうなっていくか、観察が楽しみだ!

NPO日本バーク堆肥協会
全国バーク堆肥工業会

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かもすぞ、てめえら!
2008年02月24日
今日は本の紹介でもしちゃおうかな!
だって、外は20m先が見えないぐらい吹雪いているし…

本の紹介の前に
まずは農学について軽く説明します。

ボクの通っていた大学の農学部には
農学、農芸化学、農業経済と生命科学がありました。


農学は一般的にみんなが想像する
栽培や家畜について勉強するもの
( うちの大学では、土木や景観、生態もここに入ります )

農芸化学
農業を化学的な手法で貢献するもの
農薬や化学肥料、食品添加物などですね!
発酵もここに入るので、微生物のこともやります

農経はその名の通りなのでほっといて

生命科学は一般的にみんなが想像する
バイオテクノロジーの基盤になるものですね!


ボクはその中の農学を主に勉強しており、
改良普及員も農学メインで取得しました。

その後、理学に転向したので、
農学と生命科学の一部を勉強したという感じですかね!

この業界に入ってから、
農薬や化学肥料と触れる機会が多くなってきたので、
農薬や化学肥料は最低限勉強しましたが、

微生物や化学合成物質は弱いです。
自己紹介


では、本の紹介

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これはイブニングで連載している
もやしもんという漫画

農学部の( たぶん、)農芸化学科に進学した青年が
ごく平凡( ? )な学生生活を送るというストーリーのマンガである。

主人公の青年には、菌が見えるという特殊能力があり、
普段、菌がどのような生活を送っているのか?という視点で描かれている。


大事なのは、
主人公が農芸化学科にいるということ

ボクの足りない部分を主人公がたくさん持っているので
参考書ならぬ、参考漫画として活用しています。
( 長い間お世話になっております… )


微生物系のお話なので
発酵系の肥料を使おうと考えている人は
一度目を通しておくことをお勧めします

食品の安全性を気にするマダム達も
目を通しておいた方が良いですぜ…


もやしもん―TALES OF AGRICULTURE (1)
かもすぞ、TV

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日本プータロウ協会( NPK )にようこそ!
2008年02月23日
雪に閉ざされた寒い時期

やることと言えば、
肥料づくりと堆肥運搬っていうところですかね…
フォーク一本の革命( 冬 )

肥料作りの前に
肥料に関する基本的な話でも記載しようかねぇ


fer.jpg

園芸店で肥料袋を見ると
N P Kという文字がある。

N=窒素
P=リン酸
K=カリウム

というのは、園芸をかじっている人ならば知っているだろう!
ハーバーとボッシュの残したもの
海底に眠るもの

しかし、
それが植物の中でどのように働いているか?
ということはあまり知られていないと思う。

せっかくなので、
植物生理学的なんてしょぼいことを言わずに
細胞生物学的観点で記載したいと思います。

文字だけなので、我慢して読んでください。


はじめに窒素

窒素はアミノ酸の構成成分です。

アミノ酸=タンパク質
タンパク質=体を構成するもの


って、あまい!


もっと大事なものがあるんだよ!

タンパク質=酵素だ!ということを…

酵素は
食べたものを分解したり、
分解した成分を再合成して、タンパク質や脂質を作る。

代謝
呼吸

目で物を見る時に
光を感知するためにも酵素が使われ、

水晶を通過する一筋の光

何か思いついたときに
神経を伝って、脳から手足に伝達するときにも酵素が関わっている。


いわば
酵素は全生理現象に関わっているといっても過言ではない!
種子保管計画
土だって呼吸する


次にリン酸

リン酸は前にも話に出したが

生体情報の保管( DNA )、エネルギーの貯蔵( ATP )や細胞の囲い( リン脂質→細胞膜 )である
( 意地悪な飼い主は犬に餌をあげないを見てください )

・DNAの中に酵素を作り出す設計図みたいなものがある
・酵素の中には、ATPのエネルギーを用いて動くものがある



そして、カリウム!

カリウムはいろいろな役目があるが
今回はそのうちのひとつを紹介する。

カリウムは一部の酵素を動かす時に鍵となる分子で、
カリウムがないとその酵素は動かない!


たとえば
タンパク質合成酵素の一部

カリウムがないと、
そこらへんに散らばっているアミノ酸を集めて、タンパク質化できない
ものがある
( カリウムはタンパク質合成酵素の補酵素にあたる )
( 朝倉書店植物栄養・肥料の事典より引用 )


今回の話をまとめると

窒素は生理現象
リン酸はその生理現象を動かすためのエネルギーと情報を保管するもの
カリウムは生理現象を起こすためのカギのようなもの


つまり、
NPKのどれが欠けても
体内の生理現象は止まってしまう。



生理現象が止まるって、
まるでプータロウだな、おい!


( 参考 N・H・Kにようこそ!)

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これは訴え
2008年02月22日
獣害対策支部設置
丹後なめんな
引き続きシカの話

なぜ、シカの話が3日間も続くかというと
それだけ、シカの被害が半端ないから
日数をかけて訴えるしかないんだ!

( 今年もシカの被害を考えると寒気が背中をすっと横切るわ )

獣害対策支部設置での話は
シカの増えている原因は
我々の栽培方法が経済活動に合わせて変化し、
そこから生じるものがシカの増殖に一役買っている

ということを主張したかった。

ヒコバエに限らず、
昔栽培され、今は放置されているところでも
同じような青草が生えるだろう…


丹後なめんなの話では、
人の経済活動によって変化した( ? )環境が
シカにとって快適なものになりつつある

ということを主張したかった。


どちらの話も
一農家が対策を立てても、獣害には太刀打ちできない
ということを痛感する。

しかし、
地域のみんなが一丸になれば
前者の対策は立てられ、
シカの被害なら少なくできる
と思う。


都会にいる消費者は
どこかで獣害被害で収穫物がなくなっていても
スーパーのディスプレイから野菜がなくなるということはないので


獣によって、収穫物がなくなっている
ということは実感できないだろう…


獣害を原因で農業をやめる生産者がいる。
獣害によって、収量が減る。

いつか、
スーパーの野菜売り場も獣害の被害が現れてくるぞ!


ある工場に泥棒が入り、
製品が盗まれたとする。

関係者じゃない人がその話を聞いたとしても
泥棒は醜いと感じるだろう!


一方で
ある畑にシカが入り、
作物が食べられたとしよう。

生産者にとっては死活問題

しかし、
シカの外見より
処罰を与えようとすると
いろんな人たちからひんしゅくを買う。
( かわいそうだとか、残酷だとか )

この話で
泥棒とシカにやられたことは何ら変わらないのに
何で生産者はそんな扱いを受けないといけないのだろうか…?


ボクの夏休み

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  • ダイコンのとう立ちはいつ?