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2009年2月
昨日は
丹後の知り合いの農家さんにお話の機会をセッティングしていただき、
誠武農園さん、吉田農園さんと森農園さんの農家さんにお話をしてきました。
( このブログの雰囲気ならば、様よりさんでしょ! )
機会を作っていただいた森農園の森和哉さんに感謝です。
ありがとうございました。
さて、本題
栽培で使える生化学!
お話をした内容は
NPKのNに重点をおいて、
N要素と栽培環境のお話
作物の根における
N要素の吸収とそれ以外の要素の吸収
それを踏まえた上での
元肥と追肥の効果的な配置について考えられること
それらの要素を踏まえた上での肥料代の削減に向けて
という内容のお話をさせていただきました。
これから緩衝性、
リン酸の話から、
土壌のアルカリ性化の話に展開していこうと思いましたが、
時間切れ…
今回のエントリーは
レジュメとしてお使いください。
昨日のお話の中でこのようなお話がありました。
慣行( 化学肥料と農薬 )栽培から有機栽培に踏み切るにあたって、
肥料計算ができなくなるから、
計画的な栽培ができにくくなる。と…
ボクの考えとしては
慣行がダメで有機が大丈夫だという考えはないし、
その考えはあまり好きではない。
結局、
今の市場が求めていることが、
店に様々な野菜が常に並んでいるということが要求されている
という現状があるため、
この現状がなくならない限りは、
慣行栽培という手法が重要な位置を占めている。
( 慣行ならば、細かい計画が立てられる )
野菜を購入している人の中で
すべての栽培が無農薬栽培になってほしいと思うならば、
周りの人たちすべてを巻き込んで、
購入する立場の人たちが
市場の現状を変えちまえ!
追記
何度も書きますが、
要望があればお話しに行きます!
京丹後で知り合ったある農家さんが
ミカタの話はもっと多くの人に知ってもらいたい
とおっしゃってくれて、
話す機会をセッティングしてもらいました。
( 本当にありがたい話です。 時間は今夜になります )
ということで
昨日、丹後に向かったわけです…
寒いので、
京都駅発丹後行きのバスに乗っていった。
景色を見ながら考え事をしていたら、
えらく見慣れた景色が!
乗り過ごした!
次の停留所で降りて歩くと決めたのですが、
停留所の間隔が3~5kmぐらいあるため、
正直、次の駅まで乗って電車で戻るか迷った
( 地図で計ったら 6kmあった )
だけど、
歩いて戻ることにした。
だって、
歩きだと、バイクや車では発見できないことがあるんだもん!
途中、
こんな景色と遭遇した!


この
鉄骨という人工物と木という自然物の調和!

あぁ、
入り口から何かしらの心意気が伝わってくるぜ!
もしかして、
パイプが足りなくなったから?やお金をけちったから?
という思いは頭の片隅に積極的に押し込め、
パイプより( 太さの面で )頑丈な木、
パイプより環境に柔軟な木、
ある人は
パイプより温かみを感じる人がいるかもしれない。
周りはしっかりとハウスで
入り口は
時にはやさしいけれど、
守るときにはしっかりガードするぜ!
という
作り手のアーティスティックな一面を感じた気がする…
という流れの話を思いついたので記載しました!
さて、
今夜の話を一生懸命話すとしますか!
ちなみに
靴はTimberlandのものを採用しています。

グリップは効く。
悪路をがんがん進める。
撥水する。
まさに
この仕事にもってこい!
昨日、
御問い合わせフォームでこんな内容が届きました。
昨年秋に大根を播種しました。ある程度成長するまで(間引くまで)虫よけの為、1ミリのネットをトンネル状に張りました。間引きと同時にトンネルは取り除 きました。ある程度成長した時点で、一本引き抜いたのですが、大根の中が筒状になって黒く腐っていました。その他の大根もほとんど同じ状態でした。原因が わからずこまっていますが、お教え願いたくメールしました。
ってこれは
昨日、アップした侵攻のわかる図と同じ症状じゃない?
というわけで、
侵攻のわかる図はこのまま話をやめるつもりでしたが、
もうちょっと話を進めていきたいと思います。

↑ これのことでしょう!
作物病理の専門書はあるけど、
引越しのダンボールの中にあって、
出すのがめんどい!
そういう時は、
ネット検索、ググっちゃえ( ≒google検索 )!
菌が絡んでいることはわかってるし
検索の結果、
候補は二つ
Xanthomonas( キサントモナス )属かPseudomonas syringae( シュードモナス )
面倒だ!
どちらも検索しちゃえ!
というわけで検索結果ね!
どちらにも共通していることがグラム陰性か!
後者の方は鞭毛を持つ上に植物に対して毒物を分泌するのか…
なるほどね!
どちらにしても
冬場のハウスでこの症状が出やすそうだな!
話が長くなりそうなので
-- 続く --
補足
グラム陰性 → 乾燥に弱い。逆に言えば、加湿で活発
鞭毛を持つ者 → 持たない者に比べて、相対的に早く動ける
ちょっと、
人と植物についての自分なりの考えを記載していこうかな。
私がどんな考えをしているのか?
興味がある人ならいいけど、
どうでもいいなら、
長いので戻った方が良いと思います。
結構前になるけど、
ちょっとした所用で神戸に行ってきました。
この写真を見ればお分かりになると思いますが、
街の公共物と植物が一体化しています。
学生の頃、
よく感じることがあった。
それは、
日本にはなぜこんなにも植物系の仕事が少ないのか?
生物系に関わっていない人にはあまり感じることはないと思います。
生物学には大きく三つあると考えています。
・動物系
・植物系
・微生物系
( キノコの研究は微生物系?)
動物系は人も含めるわけですから、
医学、薬学、農業( 畜産 )とペット産業
微生物系は薬学と合成系ね!
医学と薬学にはたくさん仕事があるみたいです。
では、
植物系を考えてみると
農業と園芸
農業は…、
ここは見ないといして、
園芸産業は…、
盛り上がっているとは言え、
ペット産業よりかは盛り上がっていない…
やっぱり、
植物系は就職先が少ない…
私は
大学院を世界的に有名な某大学院の研究室に進学しました。
そこでよく出る話というのが、
植物系を目指す若者が少ない!
植物系が盛り上がらなければ、
植物の研究のスピードも上がらない。
という。
まずは
現状打破をするために、
遺伝子組み換えのイメージを高めて、
いろんな企業で遺伝子組み換えの研究を堂々としてもらわなければならない!
という。
*/
確かに社会が遺伝子組み換え作物を認めれば、大手種苗会社の就職先がかなり増える。
たぶん、有機農業に使えるであろう研究成果も同時にたくさん出てくるはず…
*/
しかし、
私は違うと考える。
結局、
人の植物に対する興味が根本的に欠けている
からだと思う。
生活にゆとりがあったら、
ペットを飼うのと園芸、
どちらをしたいですか?
と子供に聞いたら、
たぶん、
半数以上がペットを選ぶでしょう!
( 実際、自分もペットって言いそう… )
この意見が
潜在的に生物=動く生き物という関連を固定していると思う。
話は戻って、
ある書物によると
ヨーロッパのある園芸先進国( 詳しくはしらない )は
街のいたるところに園芸があるそうです。
( 一度、行ってみたい )
たぶん、
こんな感じのもっと規模の大きい版なんでしょう!
身近に園芸があるから、
エセ環境論やエセ農業論が勃発しにくいから、
国全体として、
食料自給率が高くなってるんじゃないかな?
と思うわけです。
日本という国全体がそんな流れになれば、
宗教チックではない、
環境団体の取り組みや農業の取り組みができるのではないかな?
なんてことを
学部生のときに考えていました。
( あの頃から、もう7年も経ったのか… )
でもね、
今の私は
この手の光景を見ると
人間本意で、
窮屈な上、風の影響が強いこの手の環境に置かれたこいつは
ちょっとかわいそうだな…
って感じるわけです。
ここにちょっとした矛盾が…
おっと!
忘れてたわ!
京丹後から離れるときに
お世話になった農家さんからあるダイコンを渡されたんだわ!
それがこれ ↓

何の変哲もないダイコンだけど、
こいつを切ってみると

ハイ、
空洞ができてました!

成長点の部分も見事に空いてました!

縦に割ってみたけど
見事に腐りの進行方向がわかるな!
農家さんはボクに
これなんで?
って聞いてくるわけですよ!
病気名は抜きにして、
この腐りの原因を追究していこう!
今回、
見るべきポイントは

と

これ!
これより明らかなのは、
地上部( 葉の部分 )から根に向かって
何らかの菌が入り込んできた!
ということ
さらに
上の写真の成長点右側にうっすらと茶色味かかった部分があるから、
葉から入りこんで、
葉柄 → 成長点 → 胚軸 → 根
という順番に増殖していったのだろう?
まぁ、
今回の一件は
進入経路がわかったからといって、
対処の立てようがないな…
しいて言うならば、
健康に育てて免疫を増やそう!
ぐらいかな…
だけど、
その方法がわかれば、誰も苦労はしないわな!
前回、
ジャガイモの種イモの切り分けの大きさの最適に関する調べ方を
自分なりに考えて記載した。
( まぁ、自分では試験はしないけどね )
そのときに
ジャガイモ株は種イモの養分から
自身で光合成をして得た養分を使う切り替え点があるのでは?
ということを記載した。
さぁ、
この話の続きを展開していこう!
ジャガイモが種イモからではなく、
自身の養分を使い始めるとするならば、

最低でも第一葉
できれば、
第二葉まで展開していれば、
根はしっかりと張っており、
自身で合成した養分を使って成長できるはず…

( この状態では、もう種イモの養分に依存していないのではないか?)
後は土壌の肥沃さの問題に持っていけるでしょう!
次に最適化を考えるならば、
今の話だと
切り分ける種イモの体積量は
地上に芽が出るだけの養分があれば良い
ということになる。
つまりは、
種イモに芽が少なければ少ないほど、
切り分けの効率が上がる
と考えられる。
ならば、
芽が一個ずつになるように切り分ければいいのですね?
という話になるが、
それは甘い!
発芽率の問題があるでしょう!
間引きの概念から言って、
ひとつの種イモに
最低三個の芽はほしい!
まとめ
種イモ切り分けの最適化は
芽が集中している頂芽を切り取って、
残りの芽の個数をカウントする。
( 芽が一箇所に集中していると、すべての芽がばてやすくなる )
それから、
芽が3個になるように切り分ければ、
1つの種イモから最大の収量を上げることができる!
と考えられる。
まぁ、
どうでもいい話だけどね…
だって、
さほど変わらないでしょ…
種イモの切り分ける大きさはどれくらいが最適か?
というお題で書かれていた。

この話の前に
ジャガイモを植えつけるときは、
種イモを上の写真のように切り分けてから、
切り分けたおのおのを植えるわけです。
なぜそうするか?
それは
種イモひとつあたり、
芽が大体10個近くある。
これをひとつのところに植えると
一箇所に10株近くのジャガイモ株が生えることになる。
収穫には
順調に育った一株だけあればいいから、
切り分けるわけなんですね!
さて、
種イモの最適な大きさの話ですが、
げんが探した論文よりも
ジャガイモ株の成長において
株がどれぐらい種イモの養分に依存しているか?
を調べた方が早いと思う。
なぜならば、
ジャガイモ収穫すると
種イモがしおれたやつが残っていることが多い。

( この写真の種イモは完全になくなっていますが : 写真はジャガイモより )
ここから
ジャガイモ株が種イモの養分から
自身で合成した養分に切り替える瞬間がある。
ということが考えられる。
ということは
種イモを何通りかの大きさに切り分けた試験区を作り、
収穫時に種イモがどれだけ( 体積の話 )残ったか?
の統計データを取れば、
種イモの最適な大きさをある程度推測することができる。
と考えることができる。
( 種イモの残った分を成長以外の何も使っていないという仮定の下での話ですが )
追記
種イモの大きさがある程度以上の重さを超えると収量が下がるのか?
たぶんそれは、
最初に生えてくる芽の密植具合か試験誤差じゃないですかね?



